初心者必見!株の値動き、10のパターン

株価の10のパターン

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

本日は、基本の株価チャートパターンについてです。

値動きはランダムに見えてしっかりとパターンがあるので、そういった形を見極めることが大切です。

それでは株価チャートの王道パターンを10通りご紹介します。




 

株価チャートのパターンを覚えよう

チャート

このブログを活用して株の勉強をしてくださっている皆様は、もうとっくにお気づきですが、チャート上での株価の値動きには、「上昇」「横ばい」「下降」の3つのパターンしかありません。

たった3パターンしかないのだから、サイコロで占っても確率は3分の1じゃん、と、思う方もいると思います。

だけど、それでは本当にギャンブルをやっているのと同じなんです。

それではいつまでたっても安定して勝てるようになんてなりません。

僕たちはなぜチャートの読み方を勉強するのかと言うと、「過去の株価の値動き」から、「未来の株価の値動き」を読めるようになるため、ですよね。これが株価チャートを使ったテクニカル分析の本質です。

 

まず覚えて頂きたいのは、株価の値動きにはパターンがあるということ。

ただむやみにチャートを眺めているよりも、「あ、このチャートの形は見たことがある。こいう形の場合はよくこういう風に動くんだよな。」

など、自分の中にいくつもシナリオを形成してチャートを見れば、おのずとトレードの精度は上がってくるものです。

このページでは、株価の値動きのパターンの中でも、よく見かけるようなチャートパターンを10通りご紹介します。

ここではそれぞれ簡単に解説していきますので、まずはイメージしてみて下さい。

上昇トレンドの押し目

移動平均線やトレンドラインでの反発

上昇トレンドの反発

オーソドックスですが、僕はここを一番見ています。

「上昇トレンドの押し目買い」は、とても分かりやすいうえに有効な戦略ですので、是非気にしてほしいポイントです。

※押し目・・・上昇中に株価が下がりトレンドラインや支持線に戻ってくること

問題なのは、押し目買いのメドにすべくラインを、どれにするかということ。

こればかりはその時の状況や取引手法によって変わってきますが、基本的には、高値同士や安値同士を結んだトレンドラインや移動平均線・過去の高値・安値・もみ合いなどの節目を使うのが有効と考えます。

POINT・・・押し目のメドになる線は、状況により変わる

急騰→反落→高値更新

急騰が真の買いサインか、それを確認してから買う。

株価が大きく下落した後や、もみ合いが続いた後に大陽線を出して急騰すると、上昇トレンド開始のサインとなることがよくあります。

しかし、急上昇した後に大きく反落することも多く、どのタイミングで買えばいいのか迷います。

急騰した後に反落して、その後改めて急騰時の高値を超えるようなパターンになると、上昇トレンド開始のサインである可能性がかなり濃厚になります。

POINT・・・急騰の値動きを冷静に見極めてから買う

急騰→高値維持

急騰後に反落せず高値を維持したら買い

急騰後に上昇が一旦止まると、比較的大きく売られやすくなりますので、普通はある程度反落します。(パターン3の原理です)

それなのに高値をキープすということは、そうした売りを吸収するだけの大きな買い需要が存在している可能性が高いと考えられるのです。

POINT・・・急騰後の高値キープは需要がかなり強い証拠

取っ手付きカップ型

前の高値近くまで戻し、そこで高値キープしたら買い

大きく上昇した後に、調整局面(反落)に入り、その安値から再び前回高値まで回復して、その高値をキープしてもみ合いになるパターンです。

買いポイントはティーカップの取っ手に当たる部分です。

POINT・・・成長株の上昇力の強さを確認してから買う戦略

だまし下げ→高値更新

直近安値を更新してから、反転して高値更新したら買い

直近の安値をいったん割り込んだ後に一気に切り返して高値を更新するパターンです。

フェイント的な動きが入ることで投資家たちをかなり惑わせますが、相当に強いパターンといえます。

POINT・・・トリッキーだけど意外によく出現する形




三角もち合いから上放れ

値動きが小さく収斂して上放れたら買い

「三角もち合い」は、値動きの振れ幅がだんだん小さくなって収斂していくパターンです。

三角もち合いの動きが収斂した後に動き出した方向に、トレンドが発生することが多いのです。

POINT・・・値動きが小さくなるのは動き出す前兆かも

Wボトム

2回安値を確認した後で、「ネックライン」を抜いたら買い

Wボトムは2回同じくらいの水準で安値を付けて、底打ちを確認するパターンです。

2回の安値の間の山をネックラインといい、2回目の安値の後でこのラインを越えて上昇したら、Wボトムの形が完成して底打ちを確認したと考えます。

POINT・・・底値確認の典型的なパターン

逆三尊ボトム

3回安値を確認する強力な底打ちパターン

「逆三尊」とは、3回安値をつけて、その真ん中が一番安値になるパターンです。

2回目の「戻り高値」の水準を「ネックライン」といい、3回目の安値を付けた後にネックラインを超えたら逆三尊が完成したと見て「買い」と判断します。

POINT・・・3回安値を確認するので、より強い底打ち確認に

セリングクライマックス

加速下落+出来高急増は、「売りのクライマックス」で買い

「セリングクライマックス」は、下降トレンドが続いた末に下落ピッチが速まり、出来高が急増するような状態をいいますが、このクライマックスで株価が下げ止まり、その後、急上昇するケースがよく見られます。

ちなみにこの画像ですと、底で買った後に25日移動平均線まで戻ったら、売りポイントだと考えられます。

POINT・・・深刻な理由の下げなら、さらに急落のリスクも

 

株価チャートによく出現する10のパターンをご紹介致しました。

もちろんこれが全てではありませんが、このように動くこともあると「知っている」だけでも、チャートの見方が劇的に変わりますよ。

是非、参考にしてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。