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本日は株式投資における利益の出し方についてです。
自分の投資はどの方法で利益を出していきたいのかを、初心者の方は改めて定めましょう。
配当金
配当金とは、投資家が企業の発行している株を買うことで企業が資金を集め、その集めた資金で経済活動を行い、利益を出せたらその利益の一部を株主に還元する、というものです。
配当金は、企業によりその金額が異なります。
例えば2000円の株価で一株当たり100円の配当を出す企業があったとします。
この場合配当利回りは5%ということになりますが、もし仮にこの企業の株価が1000円に下がってしまったら配当利回りが10%になります。
株価が安い時に買うということは、こういったメリットもあるわけですね。
配当金を受け取るには、その企業の「権利確定日」に株を保有していることが条件になります。
この「権利確定日」だけ保有していれば配当は受け取れるのですが、株主になるためには株を購入してから3営業日かかります。
権利確定日の3営業日前のことを「権利付き最終日」といいます。
株主優待
株主優待とは、企業が株を購入してくれた株主に対して贈るプレゼントのようなものです。
「うちの株を買ってくれてありがとう!」
「うちの株を買ってくれたらこんなプレゼントがあるよ!」
という意味があります。
株主優待の内容は企業により異なりますが、内容は本当に様々で、その会社のサービスの割引券、商品、クオカードや商品券などがあります。
株式投資には株を持つことでお得な贈り物をもらうことができるという楽しさもあります。
この株主優待も、その企業の権利確定日(3営業日前)に株を保有していることで受け取ることができます。
関連記事:株主優待ってなに?どうやってもらうの?
売買益
売買益とは、株価が安い時に購入、そして高くなったら売却して得られる差額のことです。
株式投資で大きく儲けるためには、売買益を狙っていく必要があります。
例えば、株価1000円の株を500株購入した場合、購入金額は50万円ということになります。
そして、仮にその株価が2000円になったときに、保有している500株をすべて売却したらその差額は50万円ということになります。
購入時:株価1000円×500株=投資金額50万円
売却時:株価2000円×500株=売却額100万円
利益:50万円
ということですね。
実際にそんなに簡単に株価は2倍にはなりませんが。
自分がいくらの利益を出したいかと考えたときに、株価の上昇率と投資金額のバランスを考える必要があります。
たとえば上記のように株価1000円の銘柄で同じように50万円の利益を出すために、投資資金を増やすとします。
購入時:株価1000円×1000株=投資金額100万円
売却時:株価1500円×1000株=売却額150万円
利益:50万円
ということになります。
先に書いた例では株価が2倍になって50万円の利益を出していますが、後の例では株価は1、5倍で50万円の利益を出せています。
つまりこのことから、手元の資金が多ければ多いほど、大きく稼ぐためのリスクは減るということですね。
以上、株式投資における利益の源泉を紹介しました。
最後までお読み頂きありがとうございます。