【図解】IPOの公募株を入手する方法をわかりやすく解説!

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本日は「IPO株(株新規公開株)」とはなにか、「IPO株(株新規公開株)」を購入するにはどうしたらいいのかということをまとめてみます。




IPO株(新規公開株)とは

IPO(アイピーオー)=Initial Public Offering

IPOとは、「株式公開」のことであり、これまで上場していなかった企業が、新たに株式市場に上場することをいいます。

その株は、IPO株(新規公開株)と呼ばれ、上場前に「公募・売り出し」というかたちで、一般投資家に「公募価格」で売却されます。

上場初日の初値は公募価格の2~3倍、あるいはそれ以上と大幅に上昇するケースが多いため、IPO株の公募・売り出し株はものすごく人気があります。

IPO株(新規公開株)の購入のながれ

それでは、IPO株の公募・売り出し株を手に入れたいものですが、どうすればいいのでしょうか。

IPO株を手に入れるには、まず、「ブックビルディング」に申し込みます。

これは、提示されている仮条件(株価)の範囲内で希望価格と希望株数を申告するものです。

正式な公募価格は正式な公募価格はブックビルディングに申し込んだ人たちの希望価格を参考にして決定されますが、多くの場合、仮条件の上限で決まることが多いです。

 

公募価格が決まったら、購入の申し込みをします。

用意されている株数に対して応募者が多い場合は抽選などで決まります。

大まかな購入の流れは以上の通りですが、証券会社によって申し込み方法や、購入資金を用意する期日などの細かなルールに違いがありますので、注意が必要です。

申し込みには手数料はかかりませんし、当選後の買い付けにも手数料はかかりません。

当選して、公募・売出し株を手に入れることができれば、大きな利益を得る可能性があるので、何度もマメにトライしてみればいいと思います。

IPO株(新規公開株)の勝率

勝率

IPO株は利益を出しやすい、と上記で述べましたが、実際はどれくらいの勝率なのでしょうか。

直近の数字を見てみましょう。

2016年・・・新規公開件数83件 – 67勝13負1分

2015年・・・新規公開件数92件 – 82勝8負2分

これは公開後の初値が公募価格を上回った場合「勝」、下回ったら「負」、同価格なら「分」としています。

ご覧いただければわかると思いますが、かなりの勝率ですよね。

さいごに

上場していなかった企業が新たに株式市場に上場するIPO株。購入さえできればお得ですよね。

株式投資は日々、上がりそうな銘柄を自分なりに研究して取り組まなければなりません。

しかし、そんな時間はないし、そこまではできないという初心者の方は、このIPO株だけに投資するというスタイルもいいかもしれませんね

実際にそういう方もたくさんいらっしゃいますよ。

是非、トライしてみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。