こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。
本日は、株式投資を始めたばかりの初心者の方によくありがちな傾向や思考について書いてみようと思います。
投資の目標や目的が設定できていない

まず、僕はこのブログで「投資にはルールを決めることが大切だ」という話をよくしています。
そして、目先の目標というのは、最終的なゴールを考慮したうえで、そこから逆算し、落とし込むものです。
初心者の皆さんは、最終的なゴールが決まっていますか?
そもそもなぜ株式投資をしているのですか?
例えば、「老後の資金を残すため」、「貯金を増やすため」、「月々のお小遣いのため」、「車を買うため」ですとか。
具体的内にはどうでしょう。「1億円つくる」、「1000万円つくる」、「月に5万円の利益」、「3年で資産を1,5倍」など。
そういったある程度先に持っている目標から、その目標に到達するにはどういう投資をするべきかを考え、目先の目標に落とし込むのです。
目標利回りが高すぎる
これも、株式投資を始めたばかりの初心者にありがちな話ですが、目標とする利回りが非現実的だということです。
それは投資を勉強していると、バフェットさんのような偉大な投資家に出会い、株式投資を極めればこんなに莫大な資産を作りだすことができるという一種の「幻想」を抱くからです。
確かに株式投資には、何百億とまでは言わなくても、数千万程度の資産を作るだけのポテンシャルがあることは間違いありません。
だから僕も投資をしていますし、始めました。
だけど、何度もこのブログ内で言っているように、株式投資は「意外と勝てない」ものです。
株で「勝つ」より、「負けない」こと。
株式等初心者の方がよく言う、「毎年資産を〇倍にする」、「毎月〇十万のリターン」、「100万円の元本を5年で1億円に」というような目標設定は、100%実現不可能とは言いませんが、まず無理でしょう。
株式投資の相場では、よく「9割が負けている」と言われます。
都市伝説みたいによく投資家の間では言われている言葉です。本当かどうかの真意はわかりませんが。
ですが本当にそうなんじゃないかなと思います。自分の身の回りでは「株で勝った話」より「株で負けた」話の方が圧倒的に多いですから。
株式投資では、株で勝つことよりも、株で負けない戦い方を身に着けることが最優先事項と言えます。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、つまり国の年金運用における国内株式の期待リターンが4.7%(市場基準ケース。賃金上昇率1.9%)です。
高すぎる目標設定になっていないか、今一度見つめなおしてみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。