「得意な相場」と「苦手な相場」 初心者は投資する銘柄が絞れていない!?

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

僕は何度もこのブログの中で、「投資にはルールをもて!」と言ってきました。

〇初心者が株式投資で勝つためには、ルールを決めること。

ルール決め、ということと同じようなことなのですが、本日は自分の「得意な相場」「苦手な相場」についてのお話です。




初心者が「損切り」したときに陥りやすい心理状態

投資の町

まず、投資初心者の人がマイナスを出した時に、よく陥る心理状態についてです。

こう思ったことがある人、いませんでしょうか?

「次のトレードで取り返す」と。

ギャンブラー思考の方、僕は今までに何人も見てきました。

そこまで思わなくても、損が大きければ大きいほど、実際に損切りしたときの心理状態は、どこかソワソワしたり、イライラしたりと、穏やかではないことが多いですよね。

こういうときに、いつもの冷静な心理状態なら絶対に買わないような株を買ってしまったりという、「無駄なエントリー」が生まれてしまうのです。

「トレードしない」ということは、最大のリスクカット

トレードしない

そもそも大きな損を出し、心理状態が良くないときは無理に投資しないことです。投資しないということは、絶対に損をしないという「最大のリスクカット」なのですから。

そして、普段から自分が得意な相場でしかトレードしないということを心がけてください。

得意な相場というのは、あなたが今までの投資成績から利益を出す可能性が高い相場のことです。

例えば、「株価の反発を狙った順張りのトレンドフォローは勝率が高いから、逆張りはしない」「空売りは勝率が低いから、買いでしかトレードしない」「東証一部の銘柄しか投資しない」などなど。

全ての銘柄を投資対象にしない

負けない投資

上記のように、投資のルール決めには「~という相場や局面のときにエントリーする」というだけではなく、「~という相場や局面では投資しない」ということを意識することも大切です。

それだけでも数ある銘柄の中でもかなり絞ることができますし、無駄に株を買ったりなどの「無駄なエントリー」がなくなります。

確かにどんな相場でも勝てる投資家は無敵です。だけどそんなことはまずありえないと思います。

「下落相場だから空売りだ」「移動平均の乖離率が〇%だから逆張りだ」「MACDのゴールデンクロスだから買いだ」など、どの相場でも自分の考えを都合よく正当化して売買するのは非常に危険です。

株式投資というのは「勝つ投資」よりも「負けない投資」をするということがとても大事です。

リスクを取るからこそ、大きく儲けることができるということは紛れもない事実ですが、リスクを取らなければ負けることもないということも、常に考えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。