株式投資初心者の方、資金管理できていますか?

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

本日は超初心者の方に、是非お読み頂きたい「資金管理」や「リスクの許容範囲」についてです。

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資金の把握

まず、自分が投資資金として「いくらまで使えるのか」をしっかり把握し決めることが大切、というお話です。

大前提としてお伝えしたいのですが、生活費や積立貯金などを切り崩してまで投資に回してはいけないということ。「この資金を減らしてしまったら生活が厳しい」という精神状態で投資を行うと、冷静な判断や分析ができないからです。

大きく勝つために投資を始めることは大いに結構なことですが、初心者の方は特に、「この資金は勉強代のつもりで」くらいの気持ちで始めた方が上手くいきます。

元本の増資

みなさん、意外と意識していないのが「元本の増資」で、定期的に拠出を行うことはとても大切なことです

売買益や配当金だけでの運用益で資本を増やすことを考えるのではなく、投資を資産形成の一部として考えるのです。

元本を定期的に増強していくことで、資産形成を売買益だけに依存するのではなく、ポートフォリオをトータルで見たときに増えていることが大切です。

日々の運用履歴の記録

投資の運用履歴をしっかりと記録していますか?今は便利なもので、自分が使っている証券口座にログインすれば全ての履歴を見ることができます。

しかし、できれば自分で見やすい表などを作成することをおすすめします。そこに毎回の投資記録を記入や入力をすることで、その時点での資金を常に把握することができるからです

そして記録するということは、自分の投資ルールの見直しになります。現在のルールだと損失が出やすいと思ったときに、どこに問題があるのかが記録から読み取ることができます。

「なんとなく投資している」という超初心者から抜け出す第一歩は、自分の投資や資金、そしてルールを把握することだと思います。

リスクの許容範囲

みなさん、自分の資金を考えたときに、どこまでリスクを許容できると考えていますか?考えていないという人は、ここは必ず決めましょう。

要は何%の損失がでたら損切りするという話なのですが、損切ラインを定めていないから「今日は株で〇〇万円損した!」というギャンブルのような投資をしている人が多いのです。


仮に損切りラインを-3%とします。

投資資金50万円→許容損失15000円

投資資金100万円→許容損失30000円

投資資金500万円→許容損失150000円


ということになります。

100万円投資している銘柄が大暴落を起こしたとしても、損切注文をしっかりと出しておけば損失は30000円で抑えることができます。

20%も50%も一度のトレードで損失を出すなど問題外です。

損失を取り返す難しさ

例えば上の例のように、100万円を投資していると仮定し、20%の損失を出したとします。

ということは、100万円のー20%=80万円 です。

ですが、80万円の資金で20%増やしても、96万円にしかならないということです。

つまりこの例だと、20%の損失を取り返すためには、25%の利益を出さなければならないということ。

損失を最小限に抑えることがいかに大切かわかりますね。

まとめ

初心者は特に自分の資金をしっかりと把握すること。

そして資金と合わせてリスクの許容範囲をあらかじめ考え、しっかりと損失を抑える対策をするということがいかに大事なことかがお分かりいただけたと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。