意外と知らない「お金」の意味

現役証券マンの経済コラム
~お金の流れで世界を知る~

皆さん「お金」の歴史って考えた事ありますか?

身近にあるお金ですが、案外お金について知らない人が多いなと感じることが多々あります。

まずはそんな「お金」について紐解いていきましょう。

お金の歴史

皆さんが一生懸命働いて得るお金ですが、突き詰めると「ただの紙と金属」ですよね?

この紙と金属でしかない物を現代、人に渡したり受け取ったりしてモノやサービスを得ています。

ふと考えると不思議ではないですか?

お金は元々、物々交換の時代に交換物品が腐ってしまったり、タイミング悪く交換したいものの用意がなかったりした際の価値保存の為に貝殻やストーンを使うようになった事が起源だと言われています。

そして近現代になり、お金は金本位制と言う時代を迎えます。

これはお金の価値を国が金(ゴールド)によって保証する制度です。

以前はお金と言う紙切れを必要であれば一定量の金(ゴールド)と交換してもらえたのです。

これによってお金の価値は保たれていました。

しかし、金本位制には弱点があり、国が保有する金(ゴールド)の量しかお金を発行出来なかったのです。

そして時代は進み、より多くのお金を必要とするようになり、金本位制が廃止されて今に至ります。

お金が分かれば、世界が見える

ざっくりになりますが現代のお金の価値は金(ゴールド)によって保証されるものではなく、国によって保証されるものとなっているのです。

つまり、お金はその国の信用力を表しています。

この事から、私の経済に対する考え方は「お金が分かれば、世界が見える」と言う考え方です。

あなたの財布を覗いてみて下さい。

考え方が変われば、きっとそこから世界が見えて来ると思いますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。