インサイダー取引の意味は?ほんとに実在するの?

現役証券マンの経済コラム
~お金の流れで世界を知る~

こんにちは、雅の株ブログで経済コラムを担当している霧島です。平素は私のコラムをお読みいただきありがとうございます。

経済コラム記事一覧はこちらです。

本日は、投資をしている人なら一度は必ず気になったことがある、「インサイダー取引」についてまとめてみます。

※インサイダー取引:企業の内部情報知る立場にある役員などが、または、そういった立場にある者から情報を仕入れたものが、その情報の公開前に株式の取引などを行う行為のこと。




インサイダー取引は実在するか

証券会社にいるとよく聞かれます。

「インサイダー情報って実際あるんでしょ?」と、、、

先にお伝えして置くと、「そんな情報はほぼ無いですし、もしあってもこのご時世でそれを使って取引を行おうとする証券マンはいないと思います」(と言っても、実際にやって証券業界から追放された証券マンもいますが、、、)

しかしながら無知な人ほど良く聞いてくるのですが、「例えば私の友達の証券口座で少額でやればバレないでしょ?」と言う質問にも答えておくと、「何故かわかりませんが、バレる可能性は高いです。」

過去の事例ではインサイダー情報を得て、60万円くらいの取引を知人の口座で行った個人が罰則を受けた事例もあるようです。(信用取引で買ったとの話もあり、詳細を間違えていたらすみません)

こんな些細な事で罰されるならやらない方がいいのです。

 

インサイダー取引を見破る人たち

証券取引等監視委員会

このインサイダー取引などを見つける仕事をしているのが、「証券取引等監視委員会」と言う機関になります。

実は以前はこの機関も人の力で犯罪を見つけていたのですが、怪しい取引(相場操縦と言い、また改めて説明します)なども含めて、平成28年までの発見件数は年々増加傾向にあります。

証券取引等監視委員会の手口は公表されていませんが、この増加の背景には専用システムの開発などの理由があると思います。

実際に、証券取引等監視委員会の採用ページにはコンピュータシステムに関わるような人材の募集も出ているくらいですから可能性は高いと思います。

もしかしたら、近年ではAIやビックデータなどの使用も始まっているのでは無いかと思います。

ちなみに不当に得た利益は国に持っていかれます。

どんなに計画を練って時間と労力を注ぎ込んでも、最後にはただ国の為に稼いでただけだった人が過去に何百人もいるのです。

そして再度確認ですが、インサイダー取引は犯罪です!

「聞いたら言わない、取引しない」の精神で公平な取引をしましょう!

→経済コラムをもっと見る←

執筆者

執筆者あいさつ

スポンサーリンク