株式市場に実在する、「相場操縦」とは

現役証券マンの経済コラム
~お金の流れで世界を知る~

本日は、株式市場に実際に存在する悪事、「相場操縦」について触れてみたいと思います。




相場操縦

株式取引は株式を買いたい(売りたい)自分と、株式を売りたい(買いたい)相手が居て初めて成立します。

「この株安いから買った」と言う裏側には必ずその価格で売った人がいるのです。

このように株式取引は、「自分と価値観の違う人間(最近ではコンピュータもいますが)が、取引の反対側に必ず居るのです」

しかしながら、このような市場参加者の中には悪い事を考える人間もいます。

その1つが相場操縦です。

ここでは典型的な相場操縦や、違反取引をザックリとご紹介します。

「見せ玉(ミセギョク)」

これは取引する気の無い大量の注文を発注し、取引成立前に発注を取消するなどして売買が活発に行われているように見せて、株式取引を誘引する行為です。

まだ売買が成立しないような値段で注文を出して、取引成立前に取消や訂正を頻繁に行うのが特徴です。

「馴合売買(ナレアイバイバイ)」

他の市場参加者と結託して、同じタイミングで、同じ値段の買い注文と売り注文を成立させる行為です。

取引量の少ない株式であれば、値段を意図的に釣り上げたり下げたりする事が出来ます。

ちなみに、一人で別々の証券口座から発注する人もいます。

「風説の流布」

これは単純で、ありもしない情報をネットなどに流して株価の上昇(下落)を誘って利益を出す行為です。

ネットに「~の会社が不正会計をしている話が発表になる!」とか、「~の会社が破産申告するみたいだ!」などと書いてると、下手すると捕まりますのでご注意下さい。

ちなみに各証券会社でも、自身の顧客で見せ玉などの行為が行われていないかチェックしており、発見された場合はまずは証券会社から連絡が行き、取引手法を意図してやっているのかの確認があり、「知らなかった」と言っても口頭注意を受けると思います。

それでも行為が継続する場合にはもう、、、ご想像におまかせします。

注意で済めばいいのですが、犯罪になってからでは遅いので「証券会社から連絡来ないからバレずに出来てる」と勘違いして犯罪を積み重ねないようにして下さい!

犯罪者にならないように正しい知識と取引で市場に参加しましょう!

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