金利の勉強 その③ 日本の金利と外国の金利

現役証券マンの経済コラム
~お金の流れで世界を知る~

本日は金利のお勉強第3話、日本の金利と外国の金利についてのおはなしです。

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外国の金利

金利についてお話ししてきましたが、皆さんは他の国の金利はどこまでご存知でしょうか?

まず皆さんへ確認したい事は「日本の金利に慣れ過ぎていませんか?」と言う事です。

この超低金利が長期間続いているので預金には金利はほぼ付かず、銀行に預けているだけで満足という状況になっていませんか?

このグローバル社会が進んでいる世の中で、日本の事しか知らず世界を見ていないのは、日本人の悪い癖のように思えて仕方ないのです。

政策金利1.5%のオーストラリアを始め、世界には日本よりも財政破綻の可能性が低いのに、日本よりも金利のいい国がいくつかあります。アメリカもその一つです。

また、新興国に目を向けて見れば、GDP(国内総生産)ランキング上位でもブラジルやインドなどの国々が政策金利7%や6%と言う高金利で政策金利を敷いています。

金利で世界を知る

そしてお伝えしたいことは「世界の金利」を知って下さい。

世界は日本ではなく、日本が世界の一部分であると認識して欲しいのです。

「昔は預金が10年で倍になった」と言う話を聞かされる度に、そんな国は世界を見渡せば現在でも存在しているとご説明しています。

そして世界の政策金利一覧をお見せして最初に出てくる言葉は、「こんなに高い金利の国があるの?」と言う反応です。

米ドル建ての商品に投資して円高で損すると思われている方は、この日本では石油を始め外国から輸入しているものがたくさんあります。

それらは円高で価格が下がるものです。

逆に円安になって資産が増えても、同じように輸入商品の価格も上がっていることを考えると、米ドルをはじめ、外貨資産も理にかなった資産管理なのです。

金利を考慮した投資をすること

さて、金利についてほんの一部だけお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?

金利の意外な一面を感じていただけたと思います。

しかしながら、気を付けなくてはいけない事も多々あるのが外貨資産です。

ここで「外貨資産良いじゃん!」と思っていただいた方にアドバイスをさせていただければと思います。

それは「①金利で稼ぐのか②変動で稼ぐのか③変動を金利でカバーしながら稼ぐのかを決めて投資して下さい」と言う事です。

①と③ならある程度の時間が必要になりますが、②ならタイミング勝負です。

①なら変動が少ない通貨を選び、③なら変動幅をある程度予想して、最大下落予想を金利で数年で回収出来るくらいの高金利通貨を選びます。

このように世界には多種多様な性質や金利を持つ通貨があります。

皆さんもぜひ一度気になる国の通貨と金利を調べてみて下さい!

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