【株主優待】ってどういう意味?分かりやすく解説!

株主優待

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

本日は、これから株式投資を始めたいという方でも、一度は耳にしたことがある『株主優待』についてです。

『株主優待』の概要を簡単にまとめてみます。




株での利益の出し方は、売買益・配当金・株主優待

株式投資には、利益の出し方が3通りあります。

■売買益(キャピタルゲイン)

・・・株を安い時に購入し、その株が高くなったら売る。その差額が利益になるというものです。

■配当金(インカムゲイン)

・・・企業が株主に、事業で得た利益の一部を定期的に還元するものです。(年に1~2回の企業が多く、還元率は企業により様々。)

 

そしてもう一つが今日お話しする株主優待です。

株主優待とは?

株主優待とは、株を保有してくれている株主にたいして、企業がお礼の意味を込めて自社製品や自社のサービスを提供するというものです。

上場している全ての企業が導入しているわけではありませんが、それでも1000社以上は株主優待の制度を導入しているようです。

(ちなみにこの株主優待という制度、海外ではあまり馴染みのない制度で、ほとんど日本だけで行われているそうです。)

 

たくさんのお得な商品やサービスなどがあり、株を保有しているだけでお得に受け取ることができるため、株主優待を目的に株式投資を始める人も少なくありません。

株主優待で企業から受け取る物やサービスというのは、『自分が投資をした返礼として受け取った』という、どこか特別感がある体験なため、始めて受け取ったときはとても嬉しくなります。

どんなものがもらえるの?

株主優待制度で受け取ることができる内容は、企業により様々です。

 

(例)

■自社製品

・・・食品や飲料品メーカーが自社の製品を提供したり、レストランやファーストフード店がお店の割引券を提供してくれたりします。

■自社サービス

・・・ホテルの宿泊券、列車や飛行機の優待乗車券、映画会社の割引券などがあります。

 

例えば最近人気の株主優待は、

〇(株)すかいらーく
【優待の種類】食事割引券
【最低投資金額】157,900円
【権利確定月】12月末日・6月末日
【配当利回り】2,53%

〇イオン(株)
【優待の種類】お買い物券・プリペイドカード
【最低投資金額】187,800円
【権利確定月】2月末日・8月末日
【配当利回り】1,6%

などがあります。

 

例にあげた上記の2社の株は10万円~程度で購入できます。

そういった初心者でも購入しやすい銘柄でも株主優待を出している企業さんもたくさんありますので、初心者さんも是非探してみてください。

ちなみに株主優待をもらうためには、「いつ」株を保有している必要があるのか、というのがとても重要です。

株を保有していなければならない時期についてはこちらにまとめてあります。

関連記事:株主優待や配当をもらいたい初心者必見!権利付最終日とは?配当落日とは?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。