日経平均株価の大暴落!下落発生の原因と今後の動向

現役証券マンの経済コラム
~お金の流れで世界を知る~

こんにちは、当ブログで経済コラムを連載中の霧島です。

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日本株式市場では、2月5日と6日の2日間で、1664円の下げ幅で取引を終了しています

原因や今後の分析を書いてみたいと思います。

(2018年2月6日時点)




「チャンス」なのか「ピンチ」なのか

さて、これをチャンスと見るかピンチと見るかで、株式運用の収益は大きく変わって来ます。

ちなみにこのチャンスかピンチか?と言う問いに答えはありません。

何故なら答えは1ヶ月後や3ヶ月後にならないとわからないからです。

そうです。答えはマーケットが後々教えてくれます。

では、このような時にはどうしたらいいのか私なりの対処法をお伝えしたいと思います。

暴落の発生場所

まず、必要なのが「この暴落がどこで始まっているか」です。

現在のマーケットは1日の流れで言うと、オーストラリアから始まりアメリカで終わっています。

この一周の世界のどこで暴落が始まっているかを確認するのです。

例えば今回はアメリカからスタートしていますが、常に暴落と言うイベントには発生源が存在します。

それがどこから始まっているのかで見ることによって、情報のフォーカスを絞るのです。

暴落の発生原因

さて、発生源がアメリカだとわかったら「きっかけ」を探します。

今回のきっかけはアメリカ雇用統計の結果が原因になっています。

アメリカ雇用統計が予想以上にいい結果で、何よりも賃金の上昇が大きく、アメリカ利上げ加速の可能性を感じさせる内容だった為でした。

以前の記事でも金利の話しをしましたが、金利の上昇は経済の温度を下げる役割があるので、先読みして株式が下がったと言う流れです。

直近の暴落から分析

これで発生源ときっかけを見つけられました。

ここからは皆さんの予想が重要になります。

まずは過去に同じような状況ではどうだったかを確認します。

近いところですと状況は違いますが、バーナンキ議長が出口戦略(経済を緩和状態から引き締めへ向かう状態)について言及した2013年のバーナンキショックが近しいかと思われます。

この時は金融引締めについての言動がきっかけとなり、日経平均は1,000円を超える下落を演じました。しかしながら結果は現在の株価を見ればわかるようにその後の経済は更に拡大を続けたのです。

「あの時はどうなったか?」を記憶していれば何となくの未来が予想できます。

「発生源」「きっかけ」を見つけて「過去」に遡ればその時にどう動いたら賢人であったかがわかるのです。

もちろん、その行動が賢人かどうかは結果次第ですが、、、

まとめ

このように過去の状況からすれば今回は買いで向かっていいと思います。

ただ、忘れてはならないのは日本のバブル景気を終わらせたのも金融引締めであると言う事です。

今のアメリカや日本のPERはバブル景気の様に実体と大きくかけ離れた数値ではないため、バブルとは言いきれない事を考えると、やはり一時的な調整と見るのが妥当ではないかと考えます。

年始からの上昇を考えれば妥当な調整ですね。

昨年の9月の株価を考えるともう少し下げても文句は無い感じです。

あとはこの下げが世界を何周するかで、どのタイミングで買うのかはあなた次第です。

もちろん買うことが間違いの可能性もあります。

自己判断と言う投資原則に至るには知識と度胸が必要になり、そこに「分割して買う」などの技術が加わってきます。

利益は誰も通らない道に落ちているのです。

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