初心者必見!株式投資を始める前に決めておきたいこと【3選!】

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

本記事では、『株式投資の勉強は少しずつしているけど、まだ始めていない』という方に向けた内容となります。

いざ株式投資の勉強をしてみて、多少「わかった気」になってくると、自分が株式投資で大富豪になる未来ばかりが見えてきます。(僕もそうでした)

しかし、少し投資のノウハウをかじったところで、むやみに投資をして勝てるほど甘くないのが現実です。

もしもあなたが「この企業を応援したいから、株式投資を始める」というきっかけで始めるのであれば、その企業に投資することが大正解だと思います。

むしろそれが株式投資というものの本質だと考えているからです。しかし多くの場合、最初から投資先が決まっていることの方が少ないと思います。

そこで、いざ投資を始める前に、最低限これだけは決めておきたいと筆者が考える事柄を紹介したいと思います。




投資スタイル【保有期間】を決める

まずは株の保有期間についてです。

なぜ保有期間を決めておきたいのかと言いますと、それによって投資する銘柄が変わってくるからです。

逆に言うと、保有期間を決めておけば投資する銘柄を選定するさいの条件を作れるわけです。

基本的に株式投資においての、株式保有期間というのは【長期】【中期】【短期】の3つに分かれます。

長期投資・・・ある程度長い目で見て、インカムゲイン(配当金)や株主優待などをもらいながら、その企業の成長性に投資をする。

中期投資・・・数週間~数ヵ月を目安に保有し、安い時に買い、高い時に売るというキャピタルゲイン(売買益)を狙う投資。

短期投資・・・一日のうちに何度も売買を繰り返し、少ないパーセンテージを積み上げていく。銘柄保有を翌日に持ち越さない投資手法。

簡単に言うと、それぞれこんな感じの投資方法ですよね。

自分がどれくらいの期間で株を保有したいかを決めておきましょう。

投資スタイル【順張りor 逆張り】を決める

基本的にチャートを見て株エントリーポイントを決める際の考え方は、大きく分けて『順張り投資』『逆張り投資』にわかれます。

順張り投資・・・上昇している株に投じる手法。更なる上昇を狙い、高値を追う。

逆張り投資・・・下落していて、株価の安くなっているところで購入する投資方法。下落からの反発を狙う。

どんな相場でもエントリーポイントを伺うのではなく、自分の得意な(事前に決めた)相場でしかエントリーしないということも大切だと考えます。

無駄なエントリーをなくすために、自分がどちらのスタイルで相場に入るのかを決めておきましょう。

関連記事:順張り投資とは

関連記事:逆張り投資とは

損切り・利確ポイントを決める

これは一概には言えないことになってくるのですが、特に損切ラインはきっちり決めておくべきだと筆者は考えています。

マイナス〇%になったら損切りする、というようにパーセンテージでしっかり決めるべきです。

損切りの大切さについてはこちらにまとめてあります。

関連記事:損切の大切さについて

なぜ一概に言えないかというと、損切りのラインというのは、それぞれの『投資資金』や『投資スタイル』によって大きく変わるからです。

例えば損切りを-3%に設定するとしましょう。

同じ3%でも投資資金が100万円と1000万円とでは全く話の違う3%ですよね。

利益確定のポイントも一概には言えません。

例えば長期投資なら20%の利益を考えられますが、デイトレードで20%も利益を狙えないように、投資手法によって狙うボラティリティ(値動き)が違うからです。

それぞれの投資資金によるリスクの許容可能範囲と、投資スタイルに合った【損切・利確ポイント】を事前にイメージしましょう。

 

以上、株式投資を始める前に決めておきたいことを3つ紹介しました。

投資スタイルを事前に決める理由は、共通して『銘柄を絞りやすくするため』という理由があります。

ある程度自分が戦う相場を決めておけば、膨大な数の銘柄の中から抽出するための手助けになるからです。

初心者さんが株式投資を本格的に始める前に、ご自分の投資スタイルについて向き合ってみてください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。