雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。
本日は、投資家が夢見る『大化け株』についてです。
投資を始めたら、誰しもが自分の保有している銘柄が何十倍にも膨れ上がり、資産を大きく増やすことを夢にみます。
しかし、実際に初めてみると『意外と勝てない』ということに気が付くはずです。
この記事では、投資で資産を莫大に増やすためには株価の安い『低位株』に目をつけることも近道の一つだ、という内容でまとめてみたいと思います。
資産をいっきに増やすために

先に言ってしまいますが、株価が安く少ない資金で投資することができ、資産を大きく増やすためには『先行者優位』であることと『長期投資』であることは間違いありません。
確かに資金が少ないほど短期売買に振れていくという考え方も存在します。
なぜなら、例えば100万円程度の少ない資金を配当3%の企業に投資したところで、年に3万円と優待品がもらえる程度で全然話にならないからです。
しかし、例えば投資を始めて間もない人が少ない資金を使い、
『チャートを読破し、短期・中期トレードで少ない利益を積み重ね続ける。』『現物と信用のレバレッジや空売りを駆使して、相場の波をごっそり利益にかえる』
なんていうことは、おそらく億を作った実績のあるスーパートレーダーか神様くらいしかできないと思います。
先行者優位と長期投資

もちろんチャートを読むテクニカル分析を学ぶことはとても大切なことですし、短期・中期のトレードもちゃんとした理論のもと実践していけば、少ない資金でも大きな利益を得ることは可能でしょう。
しかし、もっと桁違いに資産を増やすためには『先行者優位』であること、そして『長期投資』であるということは間違いありません。
例えば過去の大化け株で有名なのはファーストリテイリングやサイバーエージェントなどでしょうか。
1997年10月 600円前半
2017年10月 3万7千円(約60倍)
2003年 5月 45円
2017年 10月 3400円(約74倍)
そして共通して言えることは、まだ数百円以下でほとんど注目されていないようなときに投資し、長期で保有しているという条件に限るわけです。
低位株には注意
株価が数百円台の安い銘柄を、『低位株』なんて呼んだりします。
先行者優位という目線で銘柄を選ぶと、必然と低位株になってきます。
例えばTOYOTA自動車などの日経を引っ張るような大企業だと、もう株価が何倍にもなるということはまずありません。
安定はしますが、流動性が低く株価の大きな高騰は見込めないため、こういった銘柄は資産家向けの投資対象と言えるでしょう。
しかし、『低位株』であればいいというものでもありません。
当然株価がそれだけ安いということは、上場廃止や倒産のリスクが常にあるということは忘れてはいけません。
つまり長期目線企業の成長をみこし、低位株に今から仕込むということは、ファンダメンタル分析が命なのです。
冒頭の話に戻りますが、少なくとも低位株で短期・中期でトレードを繰り返すような投資手法には、うまみがないのです。
まとめ
大化け株を狙うためには、『先行者優位』と『長期投資』大事であるという記事でした。
そしてそのためには、ファンダメンタルを分析することが大事だということですね。
株価の安さを見るだけではなく、安い中でも売上や利益が安定しているかどうか、増収増益の見込みはあるか、PERやEPSの推移はどうか、その企業のセクターの将来性はどうかなど、チャートよりも企業分析が大事です。
最後までお読み頂きありがとうございました。