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本日は、2018年4月18日にアメリカ・フロリダ州のトランプ大統領の別荘にて行われた、6度目の首脳会談についての記事です。
また、今回の安倍総理とトランプ大統領の首脳会談が株式市場にどんな影響を与えたのか、見てみたいと思います。
日米首脳会談の内容

6度目の日米首脳会談も、結果的には日米の絆の強さを世に見せつけるかたちで幕を閉じました。
会談中、何度もお互いを称えるような場面が見て取れたことからも、日米の信頼性を世に、そして北朝鮮にアピールできたことでしょう。
ただし、日本側の要求であるアメリカ側をTPPに復帰させるところまでには至りませんでした。
また、トランプ政権側からは600億ドルの貿易赤字を何とかしてほしいと強調されていましたね。
トランプ大統領は11月に中間選挙を控えているため、日米間の貿易赤字の件については何とかしたいという思いがひしひしと伝わった会談でした。
結果的には、日米間の信頼はアピールできたものの、アメリカは貿易赤字を何とかしたいと強調してきたことに対して、日本側が上手くかわしたような印象を受けた、そんな日米首脳会談でした。
株式市場への影響は?
影響はほとんどない。そんな印象です。
日米間の絆アピールが安心感となり、外国人投資家の買いも短期的には集まっていると思われます。
特に225構成銘柄のうち、好業績の続く銘柄に対しては、すでに織り込みで海外勢から買われているとの声もあります。
外国為替市場に関しては、ドル円の値動きを見ても影響は限定的で、会談前に投資家が期待していた好材料も、懸念材料もそこまで表には出てきませんでした。
日米の貿易懸念から、自動車セクターなどは売られてくるのかと思っていたのですが、そうでもない感じです。
多少他のセクターと比べると売られていますが、そこまで市場がリスク回避的でもないということです。
日経平均は?

日経平均は19日引けの時点で、高値22360円をつけ、22191円で終えていますし、高値を付けて少し長めの上ヒゲを出している感じを見ると、多少売られてる感がありますね。
形的には日足ベースで75日移動平均線を瞬間的にはクロスし超える形となりましたが、全体のトレンドから見てもそう上手くは上昇しないと見ています。
一目均衡表的に見てみても、そこそこ厚めの雲の中に入っている状態なので、多少なりとも上値は重たく感じているのも根拠の一つです。
しばらくは75日線がレジスタンスになるのかなという見解としておきます。
まとめ
とは言いましても、日米首脳会談での安心感が多少の好材料となり22000円台まで戻せたというのも事実です。
米国の実質金利の低下を通じて円高・ドル安を引き起こす可能性には注意したいところですが、75日線を上手くゴールデンクロスできるなら、直近高値の22502円辺りにトライできると思います。
本日(20日)以降は、まだ少し75日線を超えるのは難しそうですが。。
あくまで個人的な意見ですので、ご注意ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。