株の銘柄選びの考え方

こんにちは、雅の株です。

いざ口座開設はできたけど、特に思い入れのある銘柄があるわけでもないし、どの株を買えばいいか分からない、という方。むやみに銘柄選びをしていませんか?

現在、日本の証券取引所に上場している企業は全部で3600社以上にもなりますので、その中から投資初心者が銘柄を選ぶのはなかなか大変です。

今日は初心所から一歩踏み込んでみて、株の銘柄選びの『絞り方』についての考え方を書いてみたいと思います。



投資資金を再認識

 

損失の許容

 

銘柄の絞り方に入っていく前に、まずは改めて自分の投資資金を把握しましょう。

投資資金を把握するというのは口座にいくら入っているのかを把握するのではなく、自分の投資資金に対していくらまでなら損失を許容できるのかを考えるということです。

株式投資の利益や損失の考え方は、基本的に『%』で考えます。しかし、資金に対する許容範囲というのは、『額』で認識しておくとよいでしょう。

なぜなら投資資金額によって、仮に同じ10%だとしてもその額は変わってくるからです。

 

100万円の投資資金なら損失の許容範囲は10万円、ですとか。

20万円の投資資金なら2万円まで、ですとか。

 

これを決めておくことによって買った株の含み損が膨らんで、『※塩漬け株』になってしまうことを防ぐことができます。最初に決めてけば損切りすることができますから。

※塩漬け株・・・含み損が予想以上に膨らみ、売れなくなってしまうこと。

利益の出し方を決める

 

売買益・配当金・株主優待

 

次に考えたいことは、自分が株式投資によって、どのような形で利益を出していきたいかということです。これを決めておくことで買うべき銘柄の方向性がぐっと狭まります。

まず、株式投資には『売買益(キャピタルゲイン)』『配当金(インカムゲイン)』『株主優待』の3つの利益の源泉があります。

基本的にはこの三つ以外にはありません。

 

売買益(キャピタルゲイン)

売買益は、株を買ったときの金額と売った時の金額の差額を利益として得る、というものでしたね。

 

購入時 株価1000円 × 売却時 株価1200円

=利益額 200円(100株買っていたら2万円)

 

ということです。

 

配当金(インカムゲイン)

配当金は、企業が一年に一度など(企業により異なる)、株主に対して還元するお金のことでしたね。

 

配当金=一株〇円

配当利率=〇%

【例】

配当利回り3%の銘柄に100万円投資

→年に一度3万円の配当金を得ることができる。

 

その株を持ち続ける限り毎年配当金を得ることができるため、いわば『木の果実』です。

金額や利率というのは企業により異なり、そもそも配当金を出していない企業もたくさんあります。

自分が配当金目当てで株式投資を始めたいのであれば、当然配当金を出している企業から銘柄を選ぶ必要があるということです。

 

株主優待

長期で株を保有し続ければ、配当金のほかにも『株主優待』を得ることができます。もちろん株主優待がない銘柄もあります。

株主優待は、株を保有してくれている株主に、企業側が自社製品やサービス券なのでお返しをしてくれる制度のことです。

割引券、宿泊券、金券、自社製品、自社サービスなど、様々な株主優待が存在するため、株主優待が目当てで投資をしている人もたくさんいるのです。

株主優待で株式投資を楽しみたいという目的があるのであれば、当然、株主優待を発行している銘柄から投資銘柄を選ぶ必要がありますね。

 

関連記事:株主優待について

関連記事:優待や配当を得るためのスケジュール



株の保有期間を考える

 

保有期間

 

次に株の保有期間について考えてみましょう。

 

これは大きく分けると、

 

デイトレード:保有期間が一日未満で、一日のうちに何度もトレードを繰り返す。

スイングトレード:保有期間が数週間~数ヵ月程度の中期投資。

長期投資:保有期間が年単位で、長く持ち続ける投資。

 

この3つに分けられます。

中・長期投資は、何日からが長期投資、という正確な決まりはありません。

 

ここは初心者にとっては大事なポイントだと考えています。

なぜなら、それぞれの投資期間によって投資する銘柄、そして自分が株について勉強するべき項目が変わるからです。

 

例えばデイトレードしていきたいのであれば、企業業績などのファンダメンタルズ分析よりも、直近の株価チャートの読み方を勉強するほうが大事です。

長期投資なら企業業績や財務状況、決算書の読み方なんかも勉強する必要があります。

株式投資というのは難しすぎると思われがちですが、自分の投資の方向性に合った勉強からすれば良いのです。

 

関連記事:よく見るチャートの形10パターン

関連記事:超わかりやすい企業分析方法!

 

『保有期間』と『利益の出し方』というのはリークしていて、例えば、

 

デイ・スイングトレードの場合・・・売買益

長期投資の場合・・・配当金、株主優待

 

ということになります。

 

関連記事:デイトレードについて詳しく解説!

関連記事:長期投資のすすめ

どんな投資方法が自分に合っているか

投資の方向性が決まったら、次は投資の『戦術』です。さらに自分が投資する銘柄の条件を絞り、銘柄を選んでいきましょう。

ここでは3つの投資手法を簡単に紹介します。

 

■順張り投資

・・・順張り投資は、上昇中の銘柄を買うという、最も一般的と言える投資方法と言えます。現在企業の成長性が株価にも反映されていて、今後も株価が伸びていくであろうという考え方です。

順張り投資についてはこちら▶

■逆張り投資

・・・逆張り投資は、下落中の株の底値を狙って、一定の水準まで値を戻すときの上昇を狙う投資方法です。株価を安く取得できるということと、大きな値幅を狙えるという事がメリットです。

逆張り投資についてはこちら▶

■バリュー投資

・・・バリュー投資というのは、いかに割安で買うか、という投資手法です。株式投資の基本は優良銘柄をいかに安く買うか、ということにあります。本来の企業の実態に比べて大きく値を下げている銘柄を見つけて投資するという方法です。

バリュー投資についてはこちら▶

まとめ

以上、初心者が銘柄を絞る時の考え方でした。

むやみやたらに投資対象銘柄を探すのは効率が悪いのです。

投資方法、保有期間、利益の出し方など自分の性格や適性にあった方向性で投資銘柄のジャンルを絞っていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。