【YouTube更新】売買益と損切りについて

YouTubeチャンネル『10分間で学べる株式投資』を更新しました。

本日の動画は株式に投資をすることで得ることができる利益の種類の一つである『売買益(売却益)』について、そして、『損切り』の大切さについて話しました。

また、株式投資においてとても大切な考え方である『損小利大』という考え方についても少し触れたので、宜しければご視聴ください。




本日の動画で学んだ専門用語解説

 

売買益

売買益(キャピタルゲイン)は、『安く買って、高く売る』という売買において生じた金額差のことです。

 

(例)

株価100円の株を買う 

その株価が120円に上がる

➡株を売却 

20円手元に残る

ということですね。

株というのは100株セットで売買をしますので、上記のパターンで100株を売買した場合、

買付時:株価100円×100株=10000円

売却時:株価120円×100株=12000円

差額(売買益)=2000円

ということになるわけですね。株式投資においての基本的な利益の出し方ですので、始めて勉強される方はまず覚えましょう。

 

評価額

評価額とは、保有している株式を現在の株価で円換算した額のことです。

(例)

株価1000円で100株購入

➡株価が1200円に上昇

➡評価額=120000円

ということになります。

 

含み益・含み損

保有している株の評価額がプラスの状態、つまり購入時よりも株価が上昇している状態のことを『含み益』、逆に評価額がマイナスの状態のことを『含み損』と言います。10万円で買った株の評価額が12万円になっていたら、『2万円の含み益』という言い方ができます。

 

利益確定・損切り

含み益の状態で決済・・・利益確定、利食い

含み損の状態で決済・・・損切り

『損切り』は投資活動に置いてとても大切な考え方の一つです。↓の記事に損切りの大切さについて書きましたので、一度目を通してみてください。

関連記事:『損切り』を制するものは、投資もビジネスも制する

 

損小利大

投資やビジネスにおいてとても大事な考え方の一つが『損小利大』です。文字通り、損を小さく、利益を大きくすることで成功を掴むということです。

極端な例ですが、10回トレードしたうちの7回は負けたとします。

この7回の負けを全てー3%で抑え、逆に3回の勝ちを+10%にできたとします。

 

すると、

■ー3%×7回=ー21%

■+10%×3回=30%

=+9%

 

ということになり、負け越していてもプラスに持っていくことができるということです。

実際に+10%を取ることと、全ての負けを-3%に抑えるのはものすごく難しいことですが、極論はこういうことです。

 

 

一般的に株式投資に夢があるように思われるのは、売買益による利益が大きくなることがあるからです。数年で株価が何十倍にもなる、のような例も稀にありますし、株価が数倍になることは市場では普通に起こることです。

ただし、その分リスクも大きということは十分に注意していください。投資と名の付くもの、特にハイリターンな案件は比例してリスクが大きくなるのが世の常だということを忘れないようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。