【半沢直樹第5話】債権放棄拒否

半沢直樹の状況が今回はかなり面白かったです。特に最後の各金融機関担当者の回答はとても気持ちの籠った場面でしたね。

ここで今回のキープレイヤーであった開発投資銀行の谷川さんについて考えてみましょう。

 

まず、今回の開発投資銀行とういう銀行が政府系金融機関という設定であるのはみなさんよろしいでしょうか?

この政府系金融機関というのを現実世界では皆さんの知っているところでも数多くあります。例えば、日本政策投資銀行日本政策金融公庫などがよくテレビでも出てくる金融機関で、他には身近なところでは住宅金融支援機構商工組合中央金庫などがあります。

また、大きいところでは国際協力銀行などもあり、日本政府のお金が入っている金融機関は意外と多くあることがわかりますね。

 

これらの金融機関の役割は、経済発展や国民生活の安定などの政策を実現する目的で設置されています。

事業を新しく始める人などへの融資によって、民間が手を出しにくい先へ支援を行なっているほか、国際協力銀行はその名の通り国際案件に絡んだ融資もしており、日本と国際経済の健全な発展に寄与することを目的として、大きなものから小さな案件まで非常に幅広く政府系金融機関は活躍しています。

主な実績として有名なところは日本政策投資銀行によるダイエー救済の融資などがあり、日本経済を影から支えているのです。

 

しかしながら、そのような政府系金融機関も、民間金融機関が頑張って支援してきた先が正常になった途端に肩代わりを提案したり、巨額案件の横取りをしたりなど、必要以上に民業を圧迫している事例があることも確かです。

何が正しいというわけではないですが、現場が一生懸命であることが日本経済とってプラスになればいいと思います。

そして、民間金融機関の他にも政府系金融機関と言う組織もあることを、これを機に覚えていただけると、今後のニュースの見方が変わるかもしれませんね。

さて来週の半沢直樹は、遂に黒幕との闘いになってきます。大和田常務との掛け合いに注目ですね(笑)

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こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。