移動平均線を見れば、株価チャートで売買ポイントがわかる!? その2

移動平均線2

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

本日は前回の「移動平均線を見れば、売買ポイントがわかる!?」という記事の続きです。

移動平均線とは

このように、株価チャートには移動平均線という線を引くことができて、この線がそれぞれ定めた一定の期間の平均株価を表している

そしてこの移動平均線で株価の方向性を掴むことが大切だ、というのが前回の記事のお話でした。

今回はその移動平均線をどのように投資手法に使っていくか、についてです。




反発の感覚を覚えておくと売買が劇的に変わる?!

本来でしたら、上昇トレンドなら安値と安値を、下降トレンドなら高値と高値を結んでいくと、トレンドラインというものが引けます。

しかし、何度も言っていますように、僕はこの「トレンド」は25日の移動平均線で掴むようにしています

 

まず、株価チャートを見たときに、株価がどの線を意識して動いているのかを見極めて下さい。

はい、ちょっと意味わからない人もいますよね。

とても大切な株価の性質の一つなのですが、株価というのは、一つの線を意識して動いているということが多い、ということです。

上昇トレンドの反発

上昇トレンドの反発

このチャートで解説しますと、まず緑色の線、つまり25日移動平均線を意識して株価が動いていることがわかります。

矢印の位置から上昇トレンドが始まったら、緑色の25日移動平均線にぶつかってはバウンドして、という動きを繰り返しているのがわかると思います。

このように、上昇中のトレンドは中期線がサポートラインとなり、反発を繰り返す習性があるのです

つまり、赤いまるの部分、つまり中期線で反発するポイントがエントリーポイントとなる一つの指標となります。

※エントリーポイント・・・株の買いのポイント

 

下降トレンドの反発

反発 レジスタンス

次は逆に下降トレンドの場合です。

(画像が少しトレンドが緩やかすぎましたね・・・すみません泣)

下降トレンドの場合は、短期線である5日移動平均線が、中期線の25日移動平均線より下にあります。

そして上記で説明したサポートラインとは逆で、今度は株価が緑色の中期線で反発したら下がる、という動きを繰り返しています。

赤い丸がそうですね。

 

下降トレンドの場合、なかなか短期線である5日移動平均線が、中期線の25日移動平均線を上へ抜けない、という習性があると言えるのです。

つまり、安値をどんどん更新している→右肩下がりの下降トレンドを形成する、と言えます。

だから超初心者や初心者の方は、下降トレンドの場合は買わないで下さいね、と言っているのです。

だって単純に安値を更新していくなら損するばかりなので。

 

お読み頂きありがとうございました。

次回はもう少し踏み入った移動平均線を使った売買ポイントを解説していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、投資診断士の遠藤雅士です。普段はWEBデザイン事務所を営んでいます。投資歴9年、投資メディア運営4年です。資格『投資診断士』取得。個別銘柄のファンダメンタル分析から割安株を探すことに趣きを置いています。チャート読みも割と得意です。趣味は楽器、スポーツ、家族と旅行です。