移動平均線のだましには気をつけて!実際の例と対処法を解説!

こんにちは、雅の株~「超初心者」から「初心者」になるためのブログ~にアクセス頂きましてありがとうございます。

株価チャートを読みとくにあたって、テクニカル指標を駆使するのは有効な手段ですし、それらはしっかりと勉強して使えば間違いなくトレード精度の向上に貢献します。

しかし、それではテクニカル指標を使いこなせば誰でもトレードで勝てるようになるかと言われれば、残念ながらそうではありません。

なぜなら『だまし』なるものが存在するからです。

本記事では、一番一般的に使用され、また一番『だまし』が多いとされる『移動平均線』でまとめてみたいと思います。




移動平均線のだまし

だまし

まず、『だまし』というのは何かというと、『フェイント』のことです。

テクニカル指標で、普通に考えれば『こうなるだろう』とされているものが、その逆をいくことを『だまし』と言います。

特に移動平均線は各チャートソフトでデフォルトで表示されているテクニカル指標ですが、『だまし』がとても多いことで知られています。

 

この【雅の株】でも、今まで移動平均線の有効な使い方はいくつかまとめてきました。

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もちろん、これらでまとめた内容はトレードに役立ちますし、僕もチャートを読む際に一番参考にするのは移動平均線です。

ですが、いつも教科書通りに機能するかと言われると、そうではないということを事前に頭に入れたうえで使うことが大切です。

移動平均線の教科書通りの機能

このチャートは、わりと教科書通りに移動平均線が機能していると言えます。

a地点で短期線がデットクロスし、下降トレンド入り。

bcd地点では中期線がレジスタンス(抵抗線)となり、株価は下降しています。

e地点でゴールデンクロスしトレンド転換。fg地点は中期線がサポートラインとなり、上昇トレンドへ。

結果論ですが、キレイに機能しているいい例です。

だましの例

例えばこのチャート。

中期的目線、つまりスイングトレードの場合、銘柄にもよりますが中期線(このチャートだと緑色の線)をサポレジのラインとして考えるのが割と一般的です。

赤丸部分の手前で短期線が中期線をデッドクロスしたから下降トレンド入りすると考え損切した場合、その後大きく株価は上昇していきます。

結果的にですが、長期線がサポートラインになり、再び上昇に転じているわけです。

 

つまり、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスなどの理論は日々破られますし、相場では日常茶飯事的におきているのです。

 

『だまし』の対処法は?

だましの対処法はいくつかあると考えます。

トレードには絶対はありません。

自分がエントリーしたときに、『自分が考えていた方向と逆に動いた時にどう対処するか』というのをあらかじめ描いておくことです。

つまり、損切をしっかりすること、これが一つ目の対処方法です。だましの対処方に限ったことではありませんが。。。

次に、移動平均線の「3本の並び順」「トレンド方向」をしっかりと見ることです。

上のチャートだと、キレイに上から長期線→中期線→短期戦という順番になっていて、全体が右肩下がり、つまり強い下降トレンド中です。

この場合、中期線をゴールデンクロスしたからと言って簡単にトレンド転換するとは考えにくいです。

現に赤丸部分で下から突き抜けたと思ったら『だまし』で、その後更なる下落を見せていますね。

このチャートの場合、赤丸部分でデッドクロスしましたが、aのエリアではまだ移動平均線が中期線→長期戦→短期戦となっておりますので、その後株価が中期線と長期戦を上抜ければまだ上昇転換したかもしれません。

しかし、長期線・中期線・短期線がちょうど交わったあたりでしっかり売られ、その後移動平均線の並び順は上から長期戦→中期線→短期線となり、相場が弱まったと考えられます。

まとめ

移動平均線に限ったことではありませんが、テクニカル指標の『だまし』というのは日ごろから相場では当たり前のように起きています。

そりゃあそうですよね、全てのテクニカルが教科書通りに株価を導いてくれるなら、僕はとっくに億万長者となり多額の税金を納めていることでしょう。笑

テクニカル指標というのは、過去のデータから未来を予測するために使うものです。

しっかり『だまし』なども懸念し、トレードを行うことが大切です。

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