仮想通貨の未来の値動きを予測する団体やサービスの存在をご存知でしょうか?
今回は、その予想団体やサービスを3つ取り上げ、ビットコインについてそれぞれの2018年末における予想結果とそれらの比較をご紹介したいと思います。
Web Bot
Web botとは、ネット上に存在する不特定多数の発言を膨大に収集して、将来起こることを予測する情報収集分析プログラムです。
もともとは、株価予測を目的として開発されましたが、現在は仮想通貨の価格予測にも利用されています。
また、このプログラムの分析結果は、ALTAレポートとして20~30ページ数で99ドル(およそ1万円)で購入することができます。
有用な情報が詰まってますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。有料情報であるので、今回掲載するデータはネット上で出回っているデータとなります。
さて、Bitcoinの年末までの値動きの予測が以下の図になります。
とてもインパクトのある予測結果ですよね
ところで、Web Botの今年1月からの予測には、
▪夏頃に革命、世界中がビットコインに注目
▪仮想通貨人口が1%から13%に増加 ▪2018年秋には220万円台へ |
というようなものもありますが、これらは現在の仮想通貨市場またはビットコインを見るに当てはまっていないかと思います。
当然、過去の予測結果で当てている実績がたくさんあるので、今年の予想があまり当たっていないからと言ってガクンと信頼性が損なわれているわけではありませんが、年末に10万ドル到達といった予想を判断するのに、最近の予測の当選結果も判断材料の1つにしてもいいかもしれませんね。
英比較サイトFinder
Finderとは、イギリスの比較サイトであり、一か月を周期に翌月の仮想通貨に関する価格予測をフィンテック専門家が発表しています。
月ごとに着目する通貨種類が異なるのですが、今月は時価総額上位10位までの仮想通貨に着目して予測を行っています。
さて、Bitcoinの年末までの値動きの予測が以下の図になります。
Finderの予測結果では、年末には約1万ドル(約110万円)との予測です。
去年の12月を境に、現在は下降傾向にありますが、ここから伸びると予測していますね。
また、Finderでは、2019年末のビットコインの予測値も算出しています。
それが、20,531ドル。つまり、日本円に換算すると2,326,367円となります。(11月16日現在レート。1ドル113.31円換算)
Finderは、ビットコインに関して前向きに見通しているようですね!
The Economy Forecast Agency
EFAとは、企業顧客の長期的な金融市場の予測を行っている経済予測機関です。
仮想通貨はもちろんのこと、原油価格や貴金属価格、為替相場、株価、住宅ローン金利など、幅広い分野で予測を行っているのがEFAの特徴です。
さて、EFAによるビットコインの値動きの予測結果が以下になります。
2018年年末は、51万円とやや悲観的な予測結果となりました。
また、EFAはなんと2022年までの値動き予測を行っています。
ちなみに、2019年末におけるビットコインの予測値は376,891円と算出しています。
EFAはビットコインをあまり高く評価していないようですね。
まとめ
さて、これら3つの予想団体による予想結果を簡潔にまとめてみました。
こういった予想を判断材料の1つにしてもいいとは思いますが、あくまで材料に一つに。
妄信して売買されることは避けてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。