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仮想通貨大暴落中
このブログの読者さんは株の投資家の方が多いとは思うのですが、11月現在、仮想通貨が大暴落しています。

11月14日に日本円ベースで70万円を割ってきたのを歯切りに、一時は30万円台に突入したほどです。
65万円付近にかなり強いサポートラインがありましたので、今まではそこを割り込むことはありませんでした。
そのためそのラインを割ってくればかなり大暴落するのではないかと思っていましたが・・・まさにその通りになってしまった感じです。
11月26日現在、長いひげをつけて買われ始めているのでこのあたりのレンジでもみ合うか、そこを打って上昇に転じるか見どころです。
それでは仮想通貨まだあまり知らない人のために、急騰や急落を繰り返す基本的な理由を3つほどまとめてみます。
ストップ高・ストップ安が存在しない
株式市場において、過剰な価格変動を防止するために、ストップ高・ストップ安といった仕組みがありましたね。
これは、株価の極端な上昇や下落を防ぐことを目的としており、1日単位で変動価格に上限と下限を制限している仕組みです。
この価格は制限値幅一覧表によって決められており、どの価格帯の株価がどのくらいの値幅で制限されるかといったことが定められています。
しかし、仮想通貨市場においてはこの制度がありません。また、これはFXにおいても同様です。
ストップ高・ストップ安が無いということは、需要と供給に応じて制限なく売買が行われることになるので、当然、価格変動が激しくなりますよね。
これが、仮想通貨市場における値動きが激しい要因の1つとなっています。
市場全体の取引総額が低いため、市場への影響が大きい
まずは、こちらのグラフをご覧ください。

皆さんもご存知の通り、仮想通貨はメディアなどでも大きく報道され、また様々な国においても有名となりましたが、時価総額は絶頂期でも90兆円であり、現在では約15兆円となっています。(11月23日時点)
ほかの株や法定通貨と比較するとまだまだ規模が小さいことが分かりますね。
仮想通貨市場がまだ比較的小さいということはつまり、一取引当たりの値動きに及ぼす影響が大きいことを意味します。
こういった、仮想通貨市場の規模の小ささも価格変動を加速させる要因になります。
仮想通貨市場の投資家群において、投資初心者の割合が多い
仮想通貨ブームに伴い、多くの人が仮想通貨業界へ新規参入しました。
その結果、仮想通貨の投資家群の特徴として、仮想通貨自体の知識が浅かったり相場観に乏しい投資初心者が割合的に多い、というものがあります。
つまり、仮想通貨市場におけるプロ投資家の割合が少ないということになりますね。
こういった投資初心者群は、情報に特に敏感であり、すぐに売買に踏み切る傾向にあります。
したがって、投資初心者の多い仮想通貨業界では仮想通貨にとっていい噂が流れると多くの人が買いに走り、逆に悪い噂が流れると多くの人が売りに走るといった現象が起こっているんです。
こういった投資家群の特色にも、価格変動を加速させる要因が隠されていたんですね。
しかし、これは時間の経過とともに投資家群の意思決定レベルが徐々に上昇していくと考えられるため、鎮静化していくと予想されます。
様々な要因がありますが、値幅制限がない分一日のうちでも売られ続ければ下がり続けるのが仮想通貨です。
もちろんその逆もしかりですが。
どちらにしてもこれだけ国内大手企業が続々と参戦しているので、仮想通貨が完全に終了するという事は考えにくいです。
この度の暴落でつけた価格帯がはたして適正価格なのか、それともこれから上昇に転じるのか。
今後の値動きに注目です。