初心者でも分かる『決算短信』の構成と財務諸表のポイント!

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『決算短信』についての3つ目の記事でございます。

これまでの『決算短信』についての記事はこちらです。

初心者でもわかる『決算短信』の読み方!簡単な企業分析法!

2018.05.15

企業分析に役立てたい『決算短信』とは!?『意味』と『ポイント』を解説!

2018.05.14

本日は『決算短信』の大まかな構成と、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書についてまとめてみたいと思います。




決算短信の大まかな構成

決算短信の大まかな構成と抑えるべきポイントについてです。

まず、1ページ目には概要が掲載されていて、ここでは業績や財政状況がまとめられているんでしたよね。

また前回の記事同様、筆者がよく行く家電量販店【ヤマダ電機(9831)】で見てみましょう。

こちらが決算短信1ページ目の概要欄でしたね。

詳しい見方やポイントはこちらにまとめてあります。

初心者でもわかる『決算短信』の読み方!簡単な企業分析法!

2018.05.15

 

経営成績のコメント

決算短信の1ページ目の概要欄の下には、経営成績に対するコメントが掲載されています。

筆者はこのコメントもよく見るようにしています。

コメント欄には赤線の箇所のように、『なぜ売上や利益が減ったのか』など、決算情報の裏付けとなる理由が説明されているからです。

例えばこのヤマダ電機のコメントを読むと、売上総利益のマイナスは戦略的だということがわかりますよね。

こういったことというのは財務諸表上の数字だけではわかりません。

現在の経営状況や今後の見通しなどに対する企業側のコメントは、よく読むように心がけましょう。

財務諸表

決算短信には、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書といった決算書やそれに付随する情報が掲載されています。

この財務諸表が、会社の財政・経営状況を知るうえでは欠かせないものになりますので、一つずつ見ていきましょう。

 

貸借対照表について

貸借対照表

貸借対照表というのは、大きく分けると『資産』『負債』『純資産』の三つに分類されます。

資産・・・企業が持っている財産のことで、現金や預金、売掛金、在庫、在庫、土地、建物などは全て資産。

負債・・・企業が将来支払わなければならない債務で、借入金や社債、買掛金が該当。

純資産・・・資産にも負債にも属さないもの。

 

ポイント

①流動資産・・・現金や預金、売掛金やたな卸し資産のように、1年以内に現金化される見込みである流動性の高い資産。将来お金になりやすい資産のことですね。

②固定資産・・・土地や建物のように長期にわたり保有する資産のこと。短期的な現金化は見込まれていない資産になります。

③流動負債・・・買掛金、短期借入金などのように、1年以内に支払いが必要となる債務のことです。

 

損益計算書について

損益計算書

次に損益計算書です。

損益計算書は、1年や半年等の一定期間の業績を計算するものです。

その期間に企業がどれだけの売上をあげ、費用を払い、利益がどれだけ残ったかが分かるものですので、とても重要です。

それぞれのポイントだけ抑えますね。

①売上高・・・本業による収入

②売上原価・・・売り上げを得るために直接要した費用

③売上総利益・・・『粗利』。売上と原価の差額

④販売費及び一般管理費・・・売上を得るためにかかった経費

⑤営業利益・・・本業により得た利益

⑥営業外収益・・・配当金、利息、為替差益など本業以外による収入

⑦営業外費用・・・支払利息、為替差損など本業以外でかかった費用

⑧経常利益・・・通常の事業活動により得た利益

⑨特別利益・・・通常の事業活動では生じない臨時、特別な収益

⑩特別損失・・・通常の事業活動では生じない臨時、特別な費用

⑪税金等調整前当期純利益・・・税金等を差し引く前の利益

⑫法人税、住民税及び事業税・・・利益の額をもとに課される税金

⑬当期純利益・・・全ての費用を差し引いた最終的な利益



キャッシュ・フロー計算書について

キャッシュ・フロー計算書

近年、貸借対照表と損益計算書と同様に重要視されるようになってきているのが、この『キャッシュ・フロー計算書』です。

キャッシュ(現金)というのは企業にとってとても重要です。

キャッシュの動きを把握して、どのような要因で増減しているのかを見るために、キャッシュ・フロー計算書を使います。

これもまた、ヤマダ電機さんの財務諸表をお借りします。

キャッシュ・フロー計算書では、『営業活動によるキャッシュ・フロー』『投資活動によるキャッシュ・フロー』『財務活動によるキャッシュフロー』の3つに分類されます。

 

①営業活動によるキャッシュ・フロー・・・本業で得たキャッシュで、プラスが多いほど良い。

②投資活動によるキャッシュ・フロー・・・設備や株式など、企業は利益を得るために先行投資を行うものです。ですのでここはマイナスでも大丈夫です。

③財務活動によるキャッシュフロー・・・借り入れや社債の発行、増資、配当金の支払いなどの財務活動によるキャッシュ・フロー

 

また、当ブログでも以前【現役証券マンの経済コラム】にてキャッシュ・フローについて取り上げました。

キャッシュフロー計算書の『意味』と『読み方』をわかりやすく解説!

2018.04.05

まとめ

それぞれの財務諸表の見方などをまとめました。

ご自身で気になる銘柄の決算短信を研究する際に、お役にたてて頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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